ビザンツ

また小泉君の責任逃れだ。

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先日買った本、「生き残った帝国ビザンティン」読み終わった。最初に自著をギボンの「ローマ帝国衰亡史」と比している所に苦笑してしまったが、わずか250ページにビザンツ1000年の歴史を詰め込んだ所は見事。
書いてある皇帝もコンスタンティヌスユスティニアヌス1世、ヘラクレイオス、レオ3世、テオドラ、マヌエルなど重要な人物のみにしぼって個々をある程度掘り下げて書いてあって好感が持てた。「宗教は現実への批判としてのみ存在意義を持つ」という作者の姿勢もいい。
もう一度ギボンを読みたくなったが、あれ長過ぎ。