Das Judasevangeluim

今日も会社だったよ。びっくり事件もありました

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先日も書いたが、ナショナルジオグラフィックの5月号が楽しみだ。「ユダの福音書」特集。
新約聖書には、イエス・キリストの弟子ユダがイエスを裏切り、刑吏に引き渡したと記載されているが、「ユダの福音書」では、イエスがユダに対し、自分を裏切るよう命じていたと書かれてあり、キリスト教理解に大転換を促す内容になっている。」とのこと。ネット上を少しみた限り、この事件に対する反応は二種。
一方は「世紀の大発見!今までの常識が覆った」というもの。多方は「所詮異端グノーシス派の戯れ言。今更何も変わらない」。おおむね前者は無神論者、後者はキリスト教信者に多い様に思える。


確かに「私の衣となっている男をお前は犠牲に捧げるだろう」という記述は古代異端のグノーシス派の二元主義が根底にあるし、今更「ユダは裏切り者じゃありませんでしたー。ヨハネパウロと並んで聖人とします」なんて出来ないでしょう。そういった意味では後者は正しいけれど、無神論者のボクからすると常識的には前者だよな、と思う。

違う考えの異端や違う宗教の異教に対してわざわざ遠くまで出かけていって殺すわ、張付けにするわ、火あぶりにするわ、鍋で煮るわという事をしていた中世キリスト教の超狭量性は現代ではどのように変質して対応するか楽しみであります。

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しかし、キリスト教の爆発的な普及はユダのおかげでであって、彼の「裏切り行為」がなければドラマチックな復活も無かったわけで、ユダを聖人にしてあげてもいいんじゃないですかね。
そして今大々的に発表されるこの意味。イスラエルへの追い風となるような気がしなくもない今日この頃ですわ。

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yahooニュース
「小沢氏と創価学会会長会談 民主代表就任で」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060415-00000060-kyodo-pol

注目すべきは小沢党首の挨拶先「創価学会秋谷栄之助会長」
あれ、大作先生じゃないんですね。やっぱり死んでるんじゃないの。