和歌

腰痛い

    • -

和歌ってすごい。今更ながらそうおもった。
「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 唐紅に みずくくるとは」
神世の話にも聞いたことがない、竜田川がこのように濃く鮮やかな紅色に水を括り染めにするとは

という歌があるが、言葉の美しさもさることながら、この「ちはやぶる」というのが「神」にかかる枕詞で意味が無い響きだけのため、という所は本当にすばらしい。
たった31文字しかかけないのに、そのうち5文字を無駄な事に。でもこの「ちはやぶる」が無ければ歌としての美しさは無い。

やっぱりこういった無駄は大事なんだ。これが仕事だったら、全体の16パーセントに枕詞を入れる意味は?効果はどのくらいあるの?という風になってしまうんだろうか。

今までも無駄な事を沢山やってきたが、これからはもっとやろう。無駄万歳。