大東亜共栄圏

数日前の日記、荘子の使い方まちがってたみたい。勉強しなおします。

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テレビタックルで、公明党創価学会の支持を公式に表明してたよ。政教分離を問われて、そんなの何処でもやってると開き直る公明党議員。おいおい、その理論だと、戦争だってどの国でもやってる、いいじゃん。になっちゃうぞ。民意が政策に繁栄されなくなる事が問題だろ。政教一致
ひらきなおっちゃ終わりだよ。否定しろよ、テレビ朝日

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NHKの戦争特集がひどい。日本軍の戦争犯罪を印象づけるような構成。
日本軍が「一般市民への攻撃」をしたことで罪を犯したと言っていたが、それを言うなら一番にアメリカの原爆だろうが。
途中で見るのやめた

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もうすぐ終戦記念日なので、戦争に関する報道が多くなる。否が応でもその時の状況を考えずにはいられない。
そのなかで、「大東亜共栄圏」という理念は当時としてなんと先進的であったろうと、感心するばかりである。
欧米列強が帝国主義を振りかざし軍事力と財力を元に更なる自国富強を目指していた時代、極東の島国日本としてはコレしか無いと言う東アジアにおけるブロック共栄圏を確立する事で生き延びようとしていた。
これは今のEUが力を伸ばしているのを見ればその正しさが理解出来るというもので、様々な経済、文化圏が共同体として文明を築けば、欧米に対抗しうる力を持ちうるとした理念自体は正しかったと思う。ただ、当時アジアは既に欧米に蹂躙されており、対抗出来るのは日露戦争に勝利した日本しかいなかった。そこで強引な手法でもってこれを成し遂げようとし、それによって後々アジアにおける軋轢をもたらした事は否めない。

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日本による思想の強要のみならず、東アジアには共通の思想が無かった事が、この理念の失敗の一因ではないかとも思う。
EUは国々の風土は違えど、キリスト教という共通の思想がある。そこが成功の重要な要因ではないか。ローマ帝国の威光は21世紀にも生きていた。
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現代を見ると、欧米は東アジア共栄圏をひどく警戒し、東アジア諸国での軋轢をあおっている。
いや、東アジアだけではなく、中東でその行動はより顕著だ。
イスラエルを楔として打ち込み、中東は資源があっても、バラバラのままだ。思想的にはイスラム教という共通点があるのにもかかわらず。欧米はオスマントルコの再来を恐れている訳だ。

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中国が力をつけてきた現在、もはや日本がリーダーとなる東アジア共栄圏は実現不可能だろう。
しかし、中国の思想はまだまだ幼稚だ。アジア全体を見渡す国家に成長する事を望む。
また、敗戦国の日本がアメリカの意向を無視して、アジア共栄圏を作り欧米に抗する勢力を作る事は難しい。
中国の台頭を臍を噛んで見ているだけではなく、コレ幸いとして日中共同でこの共栄圏を作らなければ、いつまでも欧米の傀儡から抜け出せないのではないか。