だめなものはだめ

出張でした

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今日は株価急騰だったみたいなんだが、まぁこんな感じでジェットコースターみたいに乱高下しながらだんだん下がって行くんです。
で、なんかのきっかけでボーンと上がると。

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そんな金融不安をみて「金融関係者ザマァ」みたいな論調がたまに観られるんだが、そりゃあんた不幸はまわりまわって、自分にもふりかかってきます。
金融ってのは経済の血液なんで、停めたらまずいんだが、今止まりそう。なので政府が公定機資金という輸血をひっしこいてしてるわけですな。
でだ、ここで大事なのは、この金融不安は起こるべくして起こった訳だ。つまり市場を過信したあまり、バーチャルマネーが増えに増えてそれが弾けた。
結局ありもしない金を元に動いてた社会が、本当はお金がない事に気付いて右往左往、ということだ。
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おいら、郵政選挙のころから、市場原理主義の危険性を訴えてたわけだが、悲しいかな、ようやく証明されたというわけです。
で、何が言いたいかというと
市場原理主義を旗印に掲げた郵政民営化他の

小泉・竹中改革は完全に間違いだった

、という事だ。
もし竹中の言う通りに民営化された郵政が外国に投資していたら、どうなっていたか。日本国民の貯金は泡と溶けていたところだった。
いまこそ、

だめなものはだめだった

と、はっきり言おう。

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おいら、郵政選挙の時に必死に小泉に反対してたんだが、当時の抵抗勢力のレッテルばりと言ったらひどかったね。
で、そんな世襲郵便局に反対の小泉は、しっかり自分の息子を後継者にしたてて世襲してやがんの。
やっぱり騙された国民がばかです。

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でだ、この市場原理主義はいかんという流れが転じて、完全統制経済なんかになっちゃうと、これまたソビエトみたいなもんで、よくないです。
最近はメディアがバカで勉強不足なもんで、極端なイデオロギーを流して大衆を煽る傾向があるんだが、偏った思想はよくないです。