ローマ人の物語1
DSって何処にも売ってないのな
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塩野七生婆のローマ人の物語15巻がはや売りされていたので買った。家で読もうとおもったら会社に忘れてきた。発売日前日に買った意味なし。
ローマ人の物語もようやく15巻で終わり。七生婆様、よく15年かんばりました。おつかれさまでした。
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というわけで唐突に一巻から順に少しずつ振り返ってみたいと思います。
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ローマ人の物語〈1〉― ローマは一日にして成らず
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1992/07/01
- メディア: 単行本
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記念すべき第一巻にして、しょっぱなから全く面白みの無い本。ローマ建国の父、ロムルスの話とかオオカミ伝説とか真実味が無いから説得力も無い。加えて婆の文章もまだへたくそきわまりないので読み進めるのすら苦痛。共和制の成り立ち当たりはまだ読めるがそれでも盛り上がり場所のないまま終わり。有名なあの本のまずは一巻と思って読み始めると手痛い目にあう。
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- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1993/08/01
- メディア: 単行本
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前巻の退屈きわまりない内容から一転、いきなりクライマックス。なにせあの子憎たらしいローマの元老院どもをコテンパにやっつけたカルタゴの英雄ハンニバルの登場。像を連れてアルプス超えるとか気違いみたいな事して何年もローマにいすわったもののローマのスキピオに負けたハンニバル。未だにチュニジアでは英雄扱いだけれど、結局お国を潰したハンニバル。そんなハンニバルの魅力にあふれた390ページ。ローマ人の物語をはじめるならこの巻から。
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また明日続き書きます。