たべあるき

太るものばっかり好き
そして今日は食べ過ぎ。

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とんかつが好きなので、西麻布の「豚組」まで食べに行ってきた。
http://www.grace.fm/butagumi/
いやー、うまかったね。
イベリコ豚をあつかってみたりサービスがバカ丁寧だったりして体裁だけ取り繕うまずい店かと心配したけれど、一番低価格(だけど主力)のロース定食でも十分の味!衣もさくさく。肉もジューシー。一番の低価格商品も手を抜かないという姿勢は食べ物屋として信用おけます。決してカッコだけじゃない。
で、なによりよかったのはキャベツを出す寸前に切っているのか、甘みがあって美味しかった。キャベツは切ってしばらくたつとシナシナになってしまうので、水につけておく所が多いけれど、それだとパリパリとした食感はいいのだが味が抜けてしまう。
キャベツとご飯はとんかつ屋の姿勢が問われるところですね。

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ドーナツが好きなので、「豚組」の後に今話題の東京ミッドタウンに行き(おのぼりさんみたい)Belbery(ベルベリー)のドーナツを食べてきた。
http://allabout.co.jp/gourmet/sweets/closeup/CU20070405A/index2.htm
最近これまた話題の東京ドーナツ戦争の一翼を担う、フォークで食べるドーナツ。一皿1200円〜1500円。
各所で絶賛なので、さぞかしうまいのだろうと食べに行ったが、コレがハズレ。
クレープシュゼットのドーナツ版みたいなものだが、肝心のドーナツがうまくない。
テーブルの横でフランベ等の派手な調理パフォーマンスがあったり、ソース自体はそこそこおいしかったりと高価格なのは仕方がないにしても、店の雰囲気もチープだしそこまで美味しくないのに高価格でガッカリ感は大きい。
どうせなら、もうちょっと高くてもいいから、今まで食べていたドーナツの既成概念を崩す様な圧倒的な美味しいモノを提供して頂きたかった。これでは中途半端。
まぁ、田舎モンばっかり集まる施設ではこんなもんでしょうか。

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パスタが好きなので、家でペペロンチーノを作って食べた。
ああ、うまい。満足。
硫黄島の手紙のDVDを借りてきたので、これから観ますか。と。

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硫黄島からの手紙って題名でした。観ました。
ハリウッド映画としてはがんばったとは思いますが、期待していただけに正直がっかりな映画でした。
この映画でも他の反戦映画と同じく、悪いのは中将にまで嘘をつく大本営であり、兵士個々に罪は無いとう視点で描かれています。これはGHQが戦後日本国民に植え付けた思想そのものです。狂気にかられた将校が天皇万歳と叫び、厭戦気分の主人公がいやいやながらに従うというシーンはその象徴ではないでしょうか。
徹底的なリアリズムというのが売りの様ですが、事実の中に独善的な正義観が織り込まれていたと思います。
こう言った手法はパルーハーバーの様な荒唐無稽な戦争映画よりも説得力があるだけに危険だと思いました。