世界はひとつか

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最近つけてる作った料理日記
http://blog.so-net.ne.jp/umagmagma/

見直してみるとハイカロリーなものばかり。
これはいかんよ。
肉は料理が簡単だからね。
魚にチャレンジしまする。

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アメリカの市場は一段落、してないよ

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アメリカの橋梁落下事件。あれね、そのうち日本でも起こるよ。
道路は作る事以上にメンテナンスが重要な訳だ。で、このまえ道路公団民営化なんてしちゃったわけだ。
新しい道路作るだけしか脳のなかった利権ガチガチの組織を、メンテナンス組織にしなきゃいけなかったのに、営業至上の利益団体だよ。
メンテナンスしない道路はああなるよ。日本でもそのうち日常茶飯事で橋が落ちるんじゃん。

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このニュース

  • 以下引用-

日本の受動喫煙対策「先進国で最低レベル」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070808-00000004-yom-soci
 たばこの煙に寛容な日本社会の姿が、「たばこ規制枠組み条約(FCTC)」を批准した各国の報告書から浮き彫りになった。

 今や職場や公共施設だけでなく、飲食店やバーでも「禁煙」が世界の潮流になりつつあるのに、日本ではせいぜい「分煙」どまり。対策がなかなか進まない現状に対し、各国報告書を集計したNPO法人日本禁煙学会では「日本は先進国の中で最低レベル」の烙印(らくいん)を押している。

 報告書は、FCTC事務局が条約批准から2年が過ぎた国にどこまで対策が進んだかを自己評価させているもので、これまでに日本も含め46か国が提出した。

 同学会のまとめによると、受動喫煙対策について日本は、官公庁、医療機関教育機関文化施設など公共のいずれの場所でも「部分的に実施」と回答した。しかし、世界の多数派の回答は「全面的に実施している」。官公庁については30か国、医療機関は31か国が全面的に実施と答え、日本のように部分的に実施と回答した国はいずれもその半分以下に過ぎなかった。

  • 以上引用-

もうさ、何が何でもJTBの利権をつぶしにかかってるわけだ。外国様が。
だいたいね、本来「分煙」ってのは理想のはずで「全面禁煙」ってのは次点だろう。きっちりと分煙されていれば誰も不幸にならない。全面禁煙は喫煙者にストレスを与える。だから「分煙」を遅れているとするのは、利権つぶし以外なんでもない

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以前日記でディズニーのスモールワールド、「世界はひとつ」に関する批判を書いた
http://d.hatena.ne.jp/umagmagma/20070313
「世界はひとつではなく、ちいさな世界がそれぞれ切磋琢磨しながら発展してくもの」
と書いていた。

で、今日この本を読んで、こんな事が書いてあった

語りの背景

語りの背景

  • 以下引用-

三十年前、わたし達にやってきたのは、世界が実は壊れやすいこと、したがって、力を合わせ、叡智をもって守って行かなければならないと言う事が、わかっという意味での「世界は一つ」という発見だった。そして、そこから生まれた警告と訴えが、いま、世界が小さくなった、一体化した、便利になった、という別種の形で、世界誰にも共有される現実認識となろうとしている。三十年前になく、いまあるもの、それは、自由と繁栄への渇望が等しく世界の人々をとらえ、その意味で世界をひとつにしているということだろう。
〜中略〜
一方で、二十世紀、その自由への欲求に現実の範型を与えていたのは、高成長、大量消費型の、アメリカ的な生活様式だった。自由への希求は、自由競争の資本主義下では、私的、物質的な幸福という形をとる。そこで、自由とは、畢竟(ひっきょう)するところ、ステキな衣服に身を包んで、ほどほどに美味しい物を食べ、気の合う友と街を歩く事である。それが私たちの幸福の範型なのだが、二十世紀型の範型は、これを、どうしてももっとステキに、もっとおいしいものをと、高成長、大量消費の方向に、駆動してやまなかった。

  • 引用終わり-

というわけで、ファシストディズニーの言う「世界のひとつ」に嫌悪感を覚える私は、加藤氏の言う「世界はひとつ」に対しては慧眼に敬服するばかりである。
つまり「世界はひとつ」とは、世界はみんな手を取り合って仲良くといったバカみたいなスローガンではなく、テクノロジーがもたらした世界中の欲望を解放し増幅する共通の思想であり、「壊れそうな器」である地球は実に危うい状態にあると言う事だ。

そして加藤氏はこの中で、世界の格差是正を幸福の追求を失わない程度に行い、その幸福の追求は高成長、資源浪費型でない形を目指すべきだと言う。これが21世紀型の課題だそうだ。

アメリカの経済が行き詰まりを見せつつ、獏とした不安が支配するこの時代において、まさに目指すべき光が見えた気がした。