自明

今日も会社でした
なんか休出しない月がないなぁ

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オビュチアリー良いね

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昨日WBSで日本の製品が世界で売れなくなってるという特集をやっていた。
小泉改革で日本の技術が死んでしまうと警告してたおいらの言ってる事が現実味をおびてきた証拠だね。
技術が低下した主な原因は二つ

1.市場原理主義の名の下にアメリカ型株主至上主義を徹底したこと
2.製造業への派遣解禁
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でだ、この二つの何が問題って、企業は四半期ごとに利益を出す事が至上命題とされるようになったことだ。そうなったらそりゃ、長期的な研究をやめて、とにかく目先売れる商品を、作って売る。そのためには金のかかる正社員雇用を抑制して、派遣を活用。
だいたいモノ作りってのは時間がかかる。簡単な技術でさえ製品化するのに2〜3年はかかる訳だ。四半期ごとの利益を出さなきゃいけないなら、無駄な事は出来ない。とにかくモノになる事が確実であまり面白みの無い技術ばかり研究することになる。派遣も多いから技術が社内にたまりにくい。

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で、実は研究ってのはなにも大企業ばっかりじゃなくて、中小企業が素晴らしい技術を持っていたのが日本の特徴だった訳だ。
ところが、四半期の利益を優先すると、安くて粗悪な中国にモノ作りを頼るハメになる。
で、今まで日本全体の研究機関として日本経済を下支えした中小企業が軒並みつぶれてしまったというわけ。

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そりゃ、技術が低下して、面白みの無い商品ばっかりできるはずです。

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こうして観ると、小泉改革は本当になんだったのか?
痛みに耐えて得た結果は?
かつて二位だったGDPは18位にまで低下。モノ作り技術は破壊。絶望した若者による無差別テロ。
不良債権処理が終わった銀行は、日本に何を与えた?
そろそろみんな、目を覚ませ!