断言しちゃだめだろ

イスラエル、ガザ地上侵攻するか。はてさて。イランがどう出るか。

和製漢語ってのがあって、明治の日本人が作った熟語で中国でも使われてるそうです
文化、文明、民族、思想、法律、経済、資本、階級、分配、宗教、哲学、理性、感性、意識、主観、客観、科学、物理、化学、分子、原子、質量、固体、時間、空間、理論、文学、美術、喜劇、悲劇、社会主義、共産主義…。
こうみると、殆ど思想的な分野は明治の日本人が作ったのね。なんでもかんでも横文字で言えばいいやとおもってる最近の風潮が浅はかに感じられますね。
ビジネススキーム、イノベーション、インキュベーション、ストラテジーとかなんかかっこよさそうな言葉使うやつに限って内容無いんだよなぁ

一般参賀行ってきた。陛下のお元気なお姿を来年拝見出来ます様に。

民放の歴史ドキュメンタリーみたいのをいくつか観たんだが、やっぱりひどいね。あんまりにもひどいんで笑いながら観てたんだが、まずタレント出すのやめた方がいいね。確かにその時の視聴率は稼げるんだとおもうんだが、内容が散漫になりがちで、本来それだけで魅力的な歴史的な発見や事実が色あせる。タレントに使う予算を取材に使った方が番組質はUPするだろう。同時に旬なタレントを使うと、再放送しにくくなる。ドキュメンタリーは数年後に観ても楽しめる様な構成にしてどんどん再放送すべきだろうね。特に取材費が出なくなってる最近ではなおさらだろ。
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次に、そして最大の悪い所は何でも断言するところだ。
マチュピチュ滅亡の解は住民がスペイン人からの発見を恐れて自ら街を焼き払ったからだ！とか、ギザの三大ピラミッドはオリオン座の三ツ星の配列を模した物だ！とか、不明の事実の諸説にすぎない、それも異端の説をまるで正解かの様に言っちゃだめだろ。
ギザの三大ピラミッド建造の頃なんて、オリオン座なんて名前はつけられてないって。オリオンってギリシャ神話じゃねーか。あほ。
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まぁオリオンって名前がついてなくても三ツ星は目につく星だから、特別視されてたとしてたと大人の対応すればいいんだけど、まだ間違いはあってね。
三つのピラミッドの大きさと三ツ星の光度がぴったりあてはまるって言ってるんだけどさ、それはメンカフラーのピラミッドに限った事で、カフラーとクフのピラミッドの大きさと、三ツ星の光度は相対してないんだよね。

と、まぁ間違いだらけの事を堂々と断言するドキュメンタリーなんて、百害あって一利なしですなぁ。
不明な部分は不明で残しておけば、好奇心も広がるとおもうんだが。
そもそも、今まで視聴者を愚弄して、安直な番組ばかり作ったから、まじめに作ったら視聴者がついてこないだけでしょ。
日本のメディアがこうも力がないと、なさけなくなるねぇ。外資に支配されるのもまずいし。もうNHKだけになればいいんじゃないかな。