ローマ人の物語6

クリスマスにはスレイヤー

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ローマ人の物語 (12) 迷走する帝国

ローマ人の物語 (12) 迷走する帝国

5賢帝以降、ダメな皇帝ばかり続く時代。22人もの皇帝が殺されたり捕まったりとさんざんな目に遭う時代を、婆は淡々と描写。多分婆もあまり興味ないんでしょうか、テンションだだ下がり。それでも初めて敵国の捕虜になった皇帝ウェテリウスとか、カラカラ浴場を作ったカラカラ帝にクローズアップしてなかなか読める一巻になっている。

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ローマ人の物語 (13) 最後の努力 (ローマ人の物語 13)

ローマ人の物語 (13) 最後の努力 (ローマ人の物語 13)

ダメ皇帝ばかり続いて、崩壊の危機にある帝国に颯爽と登場した独裁者二人、ディオクレテイアヌスとコンスタンティヌスの登場。ディオクレテイアヌスはキリスト教迫害で、コンスタンティヌスキリスト教認定と正反対の政策。そのため前者は悪皇帝、後者は大帝とキリスト教社会の後世からレッテルを貼られた見方が主なので、彼らの施策の本当の目的が見にくい。そんな時代の描写では婆の最大の長所、キリスト教嫌いが炸裂しはじめる。キリスト教のバイアスがかかった本でたまった鬱憤をおもいっきりはらしてくれる。
いやホント、婆の最大の長所はキリスト教嫌いですよ。
と、クリスマスイブにこんな事書いてみる。